唄うこと

ここ数ヶ月(充電期間とでも言ったらいいのか)は音楽のことは、ほとんどしてなかった。


そんな中で、実は1回だけライブをさせて頂いた。


カフェ・ド・アクタで。

(FM kawaguchiの番組でも少し触れましたが)


5月にシークレットライブという形で初めて唄わせて頂き、

定期開催しましょう!ということで、2回目の今回は9月下旬だった。

(人数を制限して)


前回同様に、僕は一切SNSで告知をせず

というよりもSNSから離れていたからどの道…という感じでもあったけれど。笑



数ヶ月前から、このライブは決まっていた。

そんな中で、自分自身が心身的に余裕がなくなってしまい

本音を言えば『ちゃんと歌えるのだろうか』という不安

そして、その時期はコロナの感染者も急激に増えていたこともあり

『来て頂けるのだろうか』という二重の不安があった。


僕は店主の幹子さんに

『今後の情勢も加味して、万が一のことも考えておく必要もありますね。』と打診した。


すると幹子さんが

『ごめんなさい。小林くんの歌をどうしても聴かせたい人がいるの。その人の休みに合わせてライブの日を決めました。勝手なことって承知だけど。』と返事が来た。



そこまでして、僕の歌を聴かせたいという

幹子さんの想いに胸を打たれた。


その想いを無駄にしたくないと思った。



結果、有難いことに前回と同じくらいの人数の方にお越し頂いた。

(幹子さんには、本当に頭が上がりません)


前回同様、ほとんど初めての方々だった。


その中で2名の方が、曲を聴いて涙していた。


曲を通して、確かに何かが伝わった

そんな感覚がした。



ここ数ヶ月

自分の存在意義が分からなくなっていた。


発信をしても、誰に届いているのかも不透明で

世間的な数字に惑わされて(勝手に自分が…という部分もあったけれど)

自分の感性も分からなくなって

発信しては埋もれて、発信しては埋もれて…それの繰り返し。



でも分かった。



やっぱりライブなんだ。

ライブだったんだ。



唄うことで誰かの力になりたいと思っていたことが

涙してくれた方々の『届いたよ』そんな反応に救われた。


一方的ではなかった。

受け取ってくれて(聴いてくれて)、初めて『歌』という形になるんじゃないかな。

そう感じた。



コロナウイルスで蔓延した世界で

自分が気付かない内に

気持ち的な部分がおかしくされていたんだろうな、と感じた。



そして、自分は弱いし、脆いなとも痛感した。




だけど

やっぱり僕は唄うことが好きなんだ。




【小林拓真Info】

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シンガーソングライター 小林拓真

埼玉県川口市出身在住。 『後悔』と『感謝』を唄うシンガーソングライター小林拓真のHPです。 後悔は学びの母。感謝は明日への道。 ライブ情報やブログ等を発信していきます。

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