父親の想いを知る
10月下旬
父方の祖父母のお墓参りへ行ってきた。
僕の父親は栃木県小山市出身だ。
お墓も小山市にある。
僕はお盆に『小山行くの？行くんだったら一緒に行きたいんだけど。』と
父親に連絡をした。
すると『コロナの感染者が急激に増えて親戚同士の集まりもなくなったから、今回は俺一人で行く。毎年10月にお母さんともお墓参りに行ってるから、都合合えば拓真も行くか？』
と返事が来た。
昨年の夏、数年ぶりに小山へお墓参りへ行った。
その時は一人だった。
(因みにその時の↓↓ブログです。興味がある方は是非。)
この↑↑ブログ内で、僕は
数年、お墓参りに行けてなかった
と書いている。
これは紛れもなく、
『良い恰好しい』な自分が出ている。
行かなかっただけだろう。
自分次第でいくらでも時間は作れるはずだから。
こういう時間は大事にすべきだと、その時に痛感した。
(遅すぎるくらいだと猛省している）
両親と3人で、お墓参りへ行くのは何年ぶりだっただろうか。
そんなことを車内でふと考えたりもした。
墓地に着いて、お墓周りを清掃したり
母親は仏花の茎をハサミで整え
父親は線香の束に火を付けていた。
父親、母親、僕の順番で線香をあげた。
平成9年10月中旬じいちゃんが
それを追うように平成10年11月初旬ばあちゃんが
天国へと旅立った。
お墓参りを終えた車内で
父親が『実は二人が亡くなった中間頃(10月下旬)に毎年お墓参りに行ってるんだよ。』
と、打ち明けられた。
あまり口数が多くない父親だけれど
両親(祖父母)への真っ直ぐな想いを知った。
どれだけ忙しくても毎年行っていたんだろうな。
『人を想う』
そんな気持ちが僕を温かくさせた。
あなたのような人になりたい。
あなたのような父になりたい。
改めて、そう思った。
来年から10月下旬には、一緒にお墓参りに行こう。
【小林拓真Info】
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