歯車がかみ合う瞬間

8月初旬~10月下旬頃までのSNSから離れていた期間に

実は日本テレビの某番組(制作担当の方)から取材を受けた。


10月初旬頃にメールを頂いた時は、目を疑った。

『まさか自分に?』と。


取材をさせて頂き、番組出演を検討している、という趣旨だった。



結果的に、僕はTV出演とはならなかった。


けっこう落ち込んだし、悔しかった。


掴みかけたチャンスを逃してしまったという負の感情は大きくなるばかりだった。


この先またとないチャンスだったろうと。



この世界、実力は勿論必要だとは思うけれど

それと同等に『運』をどれだけ味方に出来るかだとも思っている。



そのチャンスは、かすったものの

『運』を味方にすることが出来なかった。



でも今は切り替えて

今回は使うべき運ではなかった。

この先で、違うチャンスを掴む瞬間がある。

という考えになった。



今回は音楽のパフォーマンスというよりは『運』だった。

今後は『運』を味方にしチャンスを引き寄せ

実力で、それを掴み取ることが大事だと思う。


結論、運も実力もどちらも必要なんだろうな。



知らない何処かで

知らない誰かに自分の発信が届くこともあるんだな。

例え時差があったとしても。



そして自分が積み重ねてきたことが間違いではなかった

ということを感じることが出来た。



トレンドに自分の方から歩み寄ったり

どんな曲が多くの人に聞かれるだろうか

やっぱりそんなことも考えてしまったりする。



自分の感性が分からなくなった。

それがSNSの影響かもな…そんな理由から一旦離れたけれど

この期間、そのSNSの一長一短を深く知ることになるとは思いもしなかった。



やっぱり発信は大事なんだと。

でも大衆を伺うのではなくて

自分が本当に伝えたい想い、言葉を音楽(歌)にすること

好きなことを発信していくこと

自分の感性を信じること

結果的に多くの人に届いてくれたら、そりゃ嬉しいけどさ。



結果として目に見えないから不安になるんだ。

このままで良いんだっけ?って。

ブレたくないけれど、信じきれないときもあるんだ。

それが自分の弱さなんだよな。



ポジティブ思考に身を隠した

本当の正体はどうしようもなくネガティブな自分がいる




だけど

日々の中で歯車がかみ合う瞬間があることを知れて良い経験になったし

人生捨てたもんじゃない、とも思えた。



その瞬間を次はしっかりと掴む為にも

常日頃から準備をしていきたい。




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シンガーソングライター 小林拓真

埼玉県川口市出身在住。 『後悔』と『感謝』を唄うシンガーソングライター小林拓真のHPです。 後悔は学びの母。感謝は明日への道。 ライブ情報やブログ等を発信していきます。

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