脱サラして今日で3年

3年前の2018年12月14日(金曜日)

サラリーマンとしての最終出勤日でした。


この写真は、最終出勤日の朝のものです。


新たな旅立ちへの高鳴りと未知への不安。

そんな感情が入り混じった表情でもあります。

それは常に隣り合わせにいました。


少し長くなりますが

この3年間の想いと

これからの想いを綴っていこうかと思います。


お付き合い頂ければ嬉しいです。


振り返れば3年間の内の2年間は

新型コロナウイルスにより一変した世界で

思うような活動は出来ませんでした。

当初、思い描いていた

自分が辿り着きたい場所には到達していません。


これに関しては、僕だけではないでしょう。

同業者をはじめ

多くの業種、各々の立場の方々が同じような想いをされてきたと思います。


この3年間

苦しいこと、辛いこと

楽しいこと、喜ばしいこと

良くも悪くもたくさんありました。

それ故にどちらも同じくらいあったので

人生の平等さというもの思い知らされました。



辛いこと、苦しいことに関しては

新型コロナウイルス流行初期

最低限の外出のみの日常の中で、収入が全くない期間がありました。

サラリーマン時代の貯蓄である程度の期間は

それを切り崩して生活していける金額はあったし

その覚悟はありました。(コロナ云々関係なく、万が一の想定はしていました)


ただ、いざ通帳残高が減っていくのを見ていく度に

心身的な焦りと不安が大きくなっていきました。

このままでは…どうしよう…。

覚悟はしていたつもりでしたが、現実は甘くはなかった。


閉鎖的な環境となり

配信ライブやネット媒体への移行がさらに加速していく中で

そこから収益化を図ろうと奮起している同業者もより一層増えてきました。


僕も何処かで

脱サラしたからには音楽だけの収入で生計を立てる

という考えを当初持っていました。

それが正義だという風潮も少なからず感じていました。


周りの同業者が奮起していることもあり

僕も何かしなくてはと、最初の方は毎日配信するなど試みました。


しかし、やっていく中で違和感を凄く感じてきました。

それは、収入を得る為にシンガーソングライターを志した訳ではない。


音楽に何度も救われ

音楽の持つ偉大さに感銘を受け

自分も曲を通して誰かを。

それが始まりだったはず。


今の状況下(僕の知名度)の中、音楽で収入を得る為には

たくさんの人に聴いてもらう必要がある

たくさんの人に聴いてもらえる曲ってどんな曲だろうか

流行の曲をマーケティング

のような逆算的な音楽

僕はこのまましてしまうんじゃないだろうかと。


それはあまりにも不本意だと感じ

そして『脱サラしたからには』というプライドは捨てました。


今は縁あってサラリーマン時代の先輩の仕事を手伝っています。

僕の状況を理解してくれて、条件的にも有難く本当に感謝しています。

まさかまた当時の知識を使うとは…。

でも縁って凄いな…と改めて感じました。


結果的に

僕自身の音楽との向き合い方が再確認出来たことはプラスでした

そこでまた這い上がりましたが

閉鎖的になって、人と会う機会は減る一方で

SNS媒体はより活発になり、見たくもないことまで見えてしまい

また心身的に落ちました。


這い上がっては落ちて、這い上がっては落ちての繰り返し。

自分自身の弱さを感じたと同時に

そんな自分も受け入れることにしました。


もう虚勢を張っても仕方がないことで

それを含めて僕なのだから。と今は思っています。




楽しいこと、喜ばしいことに関しては

おかげさまで色々な賞を受賞させて頂いたり

新聞などのメディアにも掲載して頂いたり

憧れの方々と共演やご縁を繋いで頂いたりと

本当に有難い3年間でした。

つくづく僕は運が良いと思いました。


運が良いと言えば

地元川口に戻ってきたのが2019年12月。

新型コロナウイルスが蔓延する直前での引っ越しでした。

結果的に、引っ越しが出来ていなかったら

両親とも頻繁に会えずにいた訳だから

これはラッキーとしか言いようがない。


そして多くの地元川口の方々には

本当に本当に良くして頂いて感謝が尽きません。


『小林くん、よく宣伝してくれるから店にポスター貼ってよ!』と

今ではけっこうな数のお店や場所に

僕のチラシやポスターを貼って頂いて、本当にありがとうございます!


また『小林くんのファンの方がお店に来てくれました!』など

嬉しいお声を頂くこともあります。(リア友も黙って行っているみたいです。笑)

お越し頂いた方々もありがとうございます。


アヴェントゥーラ川口との接点が2019年でした。

9月1日の青木町公園ホーム戦ではハーフタイムショーで歌わせて頂きました。

あの光景と熱量は今でも覚えています。


今年に入り

広報かわぐちにも掲載して頂き

川口市役所広報課の皆さんにも本当にお世話になりました。


FM kawaguchiの皆さんには

脱サラ前からいつもお気遣い頂き、頭が上がりません。


僕はやはり地元川口の方々に応援して頂き

愛され(それ以上に僕は愛します。笑)

少しずつ羽ばたいていきたいです。


理想は大泉洋さん。(エッセイは何回読んだことでしょう。)

地元北海道で愛されて、全国へ羽ばたいて行ったように。


帰る場所があるというのは物凄く励みになりますし

それだけで大きな力になります。


僕にとってそれが川口。


まだまだ程遠いですが

川口市の人口60万人の方に愛されるくらいの気持ちを常に持っています。



心残りとしては

遠方から応援して下さる方々には

中々活動や発信の機会が作れなかったですが

来年には形にしていきたいと思っています。


周りの方々に支えて頂き、僕は本当に恵まれています。

近すぎず遠すぎず、程良い距離感で見守ってくれている両親にも感謝しています。


うまくいったら周りの人のおかげ。

うまくいかなかったら自分のせい。



それを忘れずに進んでいきます。




【小林拓真Info】

・『Try Try Tonight』がSpotify、Apple Storeなどでサブスク配信中
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シンガーソングライター 小林拓真

埼玉県川口市出身在住。 『後悔』と『感謝』を唄うシンガーソングライター小林拓真のHPです。 後悔は学びの母。感謝は明日への道。 ライブ情報やブログ等を発信していきます。

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